スポーツの秋。
そこで、ヒューイ・ルイス＆ザ・ニュースの大ヒットアルバム “Sports” から “Walking On A Thin Line” をお届けします。
1983年リリースのこのアルバムは、年間チャートで、なんとあのマイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐ2位を獲得しています。
その中でこの曲を選んだのは、私が初めて自分のバンドを組んだ時に演奏した曲だからなのです！
実を言うと好き嫌い以前に、自分の歌えるキーの曲があまりなくて、何とか出そうな高さだったというのが大きいのですがw
この曲、軽快なロック調ですが、歌詞はベトナム戦争の退役軍人のことを歌ったシリアスな内容です。
言われてみると、2番の最初の♪Taught me how to shoot to kill の後のエレキギターの音は銃の発射音のように聞こえますね。
当時レンタルレコードの歌詞カードとか解説を見て多少の予備知識はあったのですが、自分はそんな意識では歌ってなかったと思います。
サビのコーラス部分のハモリはベースのY君が、いつも「力入ってんな」と思わせる熱唱をしてくれていたのですが(高音でキツいせいもあったと思う)、歌詞の内容からする、心情的には正しい解釈なのかもしれませんね。
いろいろと思い入れは深いですが、曲として一番好きなところは、間奏のギターソロからサビの繰り返しに入る前のドラムのいわゆるオカズパートです。
バンドのドラムスT君がこのフレーズをキメてくれた時、エラく感激したのを覚えています。
ほとんど個人的な想い出話に終始してしまいましたが、曲の背景を知ってる人もしらない人も堪能できる “Walking On A Thin Line” をぜひ聴いてほしいです！
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