前回の “The Boys Of Summer” で、手数少ないながらも印象的なギターを披露していたマイク・キャンベルが、軽快なストロークを奏でるトム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズの代表曲、『アメリカン・ガール』をご紹介します。
彼らのファーストアルバムからのシングル曲であり、代表曲の一つ。
曲はアップテンポのノリの良いナンバー。
オープニング含めて何度か登場するギターストロークが心地よいです。
私はライブバージョンでこの曲知ったので、ホーンセクションが入ってコーラスも華やかなライブバージョンがお気に入りです。
さて、個人的に注目のマイク・キャンベルのギターですが、終盤ギターソロの最初の方は彼らしく音数少なめですが、後半は速弾きしてます!
当然速くも弾けるけど、ここぞというとき以外はあえて多くは語らないみたいな、その辺のバランス感覚が素晴らしいですね。
派手さはないのですが、ツボを押さえた演奏が玄人好みというか、味のあるギタリストたる所以でしょう。
トム・ペティがこの世を去って早6年。
今となっては、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの勇姿を生で見ることができないのは、返す返すも残念です。