オーリアンズの軽快なアコースティックギターサウンドに続いて、日本の曲で爽やかなサウンドをと思い巡らせていましたが、あまり思いつくものがない。。
それもそのはず、何回か書いてますが昔の自分は熱血弾き語り一筋、爽やか系音楽みたいなのは排除してきたため、無理もない。
そんな中でふと浮かんできた(絞り出したともいう)のがこれ。
浜田省吾の『風を感じて』です。
浜田省吾初のシングルヒットで、カップヌードルのCMにも起用され、夜のヒットスタジオにもこの曲で出演しています。
私自身は高校生の時、この曲が収録されている5枚目のアルバム『君が人生の時』を聴いて以来、彼とは長い付き合いとなっています(恋人か!)。
浜田省吾は、長らくの間、知る人ぞ知るミュージシャンで、アルバムとライブだけで人気を集める稀有な存在でした。当時はハマショーなんて軽い呼び名で呼んでる人も、あまりいなかったんじゃないかな。
ソロアルバム1作目はやりたいことを詰め込んだトンガッた意欲作でしたが、2枚目以降はレコード会社の意向で、ラブソングを中心としたポップス路線を強いられ、迷走していました。
本来の硬派なロックンローラーとしての地位を取り戻すのは、次の6枚目の “Home Bound” を待つことになります。本人も2枚目からこの『君が人生の時』までを廃盤にしたいと語っていますが、「ちょ待てよ」と。このアルバムは、ポップス寄りではありますが、この後の覚醒の序章的な意味合いを感じるんですね。『君が人生の時』あってこそ、次の “Home Bound” がある (自分がここから浜田省吾を聴き始めたので、思い入れが強いってのもありますが) 。
いかん、浜田省吾を語らせたら止まらない。いくらでも書けそうだ。なのに、『風を感じて』にはほとんど触れられていない。。
『風を感じて』
爽快な気分を味わいたい方に、ピッタリの曲ですよ!
...全く説得力ないですが、知らない方には、どんな曲か聴いてみてのお楽しみということで。
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