ぴかイチ今日の一曲

いい音楽との出会いは人生を豊かにする

Daryl Hall & John Oates - Everytime You Go Away (1980)

The Corrs “Breathless” の♪go on も印象的でしたが、♪go on の熱唱で思い出したのがこれ。

Daryl Hall & John Oates (ダリル・ホール&ジョン・オーツ)  “Everytime You Go Away” (『エブリタイム・ユー・ゴー・アウェイ』)

 

1985年にボール・ヤングがヒットさせたことで有名なこの曲。

オリジナルはホール&オーツの1980年のアルバム “Voices” (邦題『モダン・ヴォイス』)に収録されていました。

 

ホール&オーツといえば、80年代の洋楽シーンの代表格。洋楽を聴かない人でもその名を知らない人はいないほど、日本でもヒット曲を連発してました。

 

“Everytime You Go Away” のこのバージョンは、R&Bの殿堂ニューヨークのアポロ・シアターの新装こけら落とし公演、『マイ・ガール』で有名なテンプテーションズのメンバー、エディー・ケンドリックスとデヴィッド・ラフィンをゲストに迎えてのライブアルバム、 “Live At The Apollo” に収録されているものです。

映像見てわかりましたが、テンプテーションズの2人をセンターに据えて、ダリル・ホールとジョン・オーツはしっかり脇を固めていますね。彼らのリスペクトがそんなところからも伝わってきます。

 

オープニングのテンプテーションズメドレー(“Apollo Medley”) の後カバー曲1曲挟んでこの曲が登場。

ダリル・ホールのMC “This is the original” に意地を感じます。

その言葉に恥じず、パフォーマンスは最高にエモーショナル。

ポール・ヤング バージョンはエレクトリックでライトな雰囲気に仕上がってますが、ホール&オーツの、特にこのライブバージョンはソウルフルでとにかくアツい!

♪go on! go on and go free!

力入ってますねえ。

 

これぞダリル・ホールの真骨頂。

ホール&オーツを知らない方も、『エブリタイム・ユー・ゴー・アウェイ』といえばポール・ヤングしか知らなかった方も、もちろん知ってるよという方も改めて、是非聴いていただきたい熱き魂の名演です。

 

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公式(音のみ)

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The Corrs - Breathless (2000)

前回超絶イントロの長い “I Need A Lover” を紹介しましたが、最近の曲はイントロのない、あるいは短いものが多いみたいですね。

歌がすぐ始まらないと聴いてもらえないとかで。

そこで、イントロなしでいきなり歌に入るこの曲をチョイスしてみました。

The Corrs (ザ・コアーズ) の “Breathless” (『ブレスレス』)

 

コアーズアイルランド出身の兄妹バンドです。

いつ聴いても実に爽やか。

透明感、清涼感、爽快感

そういう言葉がピッタリな一点の曇りもない澄み切った空のようなサウンドと歌声。

化粧品のCMに使われていましたが、三ツ矢サイダーとかでもいけそうですね。

 

コアーズアイルランド民族音楽の影響を感じさせる曲もありますが、この曲は純粋に良質なポップミュージックって感じがします。

強いて言えば、♪go on 〜のところのアクセントが特徴的なのかなあ?

なんかやみつきになるフレーズです。

 

イントロもアウトロもない、♪go on に始まり、♪go on に終わる、令和のタイパ重視にも適合した(?)、アイルランドからの爽やかな風を感じてみてはいかがでしょうか。

 

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John Mellencamp - I Need A Lover (1978)

年初ということで、一年の抱負とか今年の目標とか言われがちですが、自分はあまりそういうの考えるタイプではありません。

そんな中、娘が「今年こそ彼氏欲しい」などとほざいているのたまっているのを思い出しました。

もらった。これだ。

 

私の娘に限らず、今年こそ彼氏彼女を作りたいと思ってる方も少なくないことでしょう。

ならばこれを。

John Mellencamp (ジョン・メレンキャンプ)の “I Need A Lover”(『アイ・ニード・ア・ラヴァー』)

 

ジョン・メレンキャンプ、私が(勝手に)ロックの師と仰ぐ大好きなミュージシャンです。

その最初のヒット曲がこの “I Need A Lover” です。

Pat Benetar (パット・ベネター) のカバーでも知られています。

 

この曲の特徴は何と言ってもインスト曲と勘違いするほどの長いイントロ。

その時間なんと2分半。

私は好きなんで喜んで聴きますが、ラジオオンエアを見据えたシングルバージョンでは当然のごとくカットされてます。

以前の私ならこういうの絶対許せなかったんですが、シングルでも全米TOP40(最高位28位)に入ったという事実が楽曲の良さを証明していることになるから、これはこれでいいのかなと思えるようになりました(オトナじゃんw)。

 

最初からフルバージョンで長いイントロに耳を傾けるもよし、シングルバージョンを味見してからフルバージョンも聴いてみるのもよし、二刀流で楽しめる(ちょっと違うか?) ジョン・メレンキャンプ出世作をぜひ。

 

※当時のアーティスト名は Johnny Cougar または John Cougarでしたが、本人の意向を尊重して、ここでは本名の John Mellencamp とさせていただいています

 

フルバージョン

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シングルバージョン?は動画付き

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Boston - More Than A Feeling (1976)

年末のファイナル・カウントダウンで金星に向かった次は、幻想飛行で宇宙の彼方へ旅立ちましょう。

そうです、Boston(ボストン)のデビューアルバム “Boston” (邦題:『幻想飛行』) の1曲目にしてシングルカットされた “More Than A Feeling” (邦題:『宇宙の彼方へ』)。

 

ボストン、その名の通りボストン出身のロックバンドですが、ボーカル以外の楽器をすべてこなす鬼才Tom Scholz (トム・ショルツ) のソロプロジェクトに、Brad Delp (ブラッド・デルプ) のボーカルが加わったというのが実際のようです。

 

その魅力は何と言ってもその唯一無二のサウンド

ギターアンプエフェクターも自作して販売してしまうトムの華麗なギター・オーケストレーションに、ブラッド・デルプのハイトーンボーカルとコーラスワークが絶妙にマッチ。

シンセサイザーやコンピュータを使用しないと公言する音へのこだわり。

ハンドクラップを効果的に取り入れてるのも特徴的です。

 

アコギ弾きとしては、この曲のイントロのアコギだけでもうハートを鷲掴みされてしまいますね。

ロックのアコギの教本にも取り上げられる、シンプルながら味わい深い名演。

エレキ使いの人にアコギ渡すと、大体、レッド・ツェッペリンの『天国への階段』、イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』と並んでこれ弾く人多かったです。

 

デビュー作にしてこの音の完成度はまさに地球を超えて宇宙レベルにふさわしい (こじつけ感ハンパないw)。

全世界で2500万枚を売り上げたのも頷けます。

 

音の職人トム・ショルツが織りなす、究極にして至高、魅惑のボストンサウンドの世界へようこそ。

 

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U2 - New Year’s Day (1983)

1/1 はこれに決めた!

U2 - New Year's Day

晦日の『ファイナル・カウントダウン』に次ぐベタベタな展開。。

こんなんでいいのか?

(「いいんです!」と言ってくれ、川平慈英!)

 

 

I will be with you again

 

どんなメッセージソングも突き詰めると、シンプルな個人の願いに行きつくのかもしれません。

 

静かな元日が壊されてしまった方々に、一日も早く平穏な日常が戻ることを願ってます。

 

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Europe - The Final Countdown

12/31はこれにすると最初から決めてました。

Europe (ヨーロッパ) の Final Countdown (『ファイナル・カウントダウン』)

 

ベタすぎる?

まぁこんなもんでしょw

 

この曲は今だにいろんなところで使われてるので、聞いたことある方多いんじゃないでしょうか。

 

オープニングから幾度となく繰り返される華々しいシンセのリフが何と言っても印象的ですよね。

それもそのはず、この曲なんと、

 

地球を旅立って金星に向かうためのカウントダウンという、スケールがデカいというか、もはやトンデモ話!!!

知らなかった。。

知らなきゃよかった。。

 

英語の歌詞聞いて一瞬で理解できる人にとっては最初からわかってたことかもしれませんが、そうでない自分にはかなり衝撃的な事実でした。

 

そんなこと知っても知らなくても楽しめるのが洋楽の良さ。

ただの歌詩じゃねえか、こんなもん (by 桑田佳祐)

 

80年代サウンドの魅力溢れる、スウェーデン発、北欧メタルの金字塔。

カウントダウンにはもってこいというか、そのまんまの名作です。

 

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The Alarm - Spirit Of ’76

クリスマスが終わり、街は年末気分まっしぐら。

当然の如く今更クリスマスソングの気分ではない。

 

いろいろ思い巡らせた結果、John Lennonの “Happy Christmas” のカバーが入っていたのとアルバムジャケットが赤基調という理由だけで、クリスマスアルバム売り場に並べられていた、The Alarmのベスト盤 “Standards” から一曲選ぼうと思った。

 

曲はこれも悩んだが、彼らの熱い魂が最も感じられる “Spirit Of ’76” をチョイスすることとした。

 

世界を揺るがす四人の若者は、少なくとも俺の心を虜にした。

U2の弟分的な呪縛を払拭しきれなかったのか、セールス的には今ひとつブレイクしきれなかった感はあるが、俺は彼らの音楽が大好きだった。

 

Life is cruel and so unkind (人生は残酷でとても不親切だ)

そのフレーズがやたら刺さった。

 

2023年も終わろうとしている今、彼らのスピリット、俺のスピリットとは何だろう?

この曲を聴きながらそんなことを考えていた。

 

※いつもとだいぶ文のテイストが異ってますが、ゴーストライターやChat GPTを使ったわけではありませんので、安心してください(笑)

 

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