ぴかイチ今日の一曲

いい音楽との出会いは人生を豊かにする

Bruce Springsteen & The E Street Band - Detroit Medley

ロックライブの金字塔。ブルース'•スプリングスティーンの Detroit Medley をお届けしましょう!
 
ブルース・スプリングスティーン言わずと知れたロック界の “THE BOSS" です。
 
スプリングスティーンのライブがすごいというのは、インターネットが普及する前から口コミで広まっていました。
ライブで、拳振り上げたり、ステージ狭しと走り回ってスライディングしたりするのは今でこそ当たり前のようになっていますが、この人の影響がすごく大きいんじゃないでしょうかね。
 
そんなボスのライブ終盤の目玉曲。
4曲のメドレーになってるのですが、ミッチ・ライダー&ザ・デトロイト・ホイールズがヒットさせた “Devil With A Blue Dress On/Good Golly Miss Molly” と “Jenny Take A Ride” (C.C.Rider/Jenny Jenny)という2曲メドレーを2つ更にメドレーにしたというなんともニクいアイデアです。
 
バンドの演奏もボーカルもとにかくアツい!のっけからテンション爆上がり。飛び散る汗、迸る情熱、圧倒的なパワー。ライブの醍醐味が全て詰まっています。
 
この曲長らくレコード化されてなくて、ライブでしか聴けない、希少価値の高いものでした。1980年代中頃、ラジオのライブを特集した番組でたまたま取り上げられていて、カセットテープに録音して何回も聴いてました(出た〜これぞザ昭和な音楽の楽しみ方!)。
 
公式音源で見聞きできるようになったのは、2005年の “Born To Run” 30周年記念セットに収録されたロンドン、ハマースミスオデオンでのLive DVD。
嬉しかったですねえ。待ち焦がれた恋人にやっと会えた、そんな感じ?(ほんまかいな)
この曲はもちろん、全編通してまさに飛ぶ鳥を落とす勢いのエネルギーに満ちた最高のパフォーマンスにぶっ飛びました。
 
今ではyoutubeでいろんなバージョンの “Detroit Medley” を見れるのがありがたいですね。オリジナル(と言っても実はカバー)のミッチ・ライダーのこれまた気合の入った熱唱も見られますので、興味のある方はそちらもご覧いただくとまた違った楽しみ方ができます。
 
史上最高のロックンロールショー。
見て損はないどころか、見なきゃ人生損してるレベルでっせ。