モンキーズが登場したのに便乗して、コレ行っちゃいますかね。
ゴダイゴの『モンキー・マジック』
ゴダイゴ (GODIEGO) は、1970年代後半から80年代にかけて、ヒット曲を連発した日本のロックバンド。そのブレークのきっかけとなったのが、TVドラマ『西遊記』でした。エンディングテーマの『ガンダーラ』と、続いてリリースされたオープニングテーマ『モンキー・マジック』がいずれもオリコンチャートで2位を獲得する大ヒットに。一躍人気バンドに躍り出ました。
当時小学生の私は、TVドラマは見てなかったものの (マミィが勉強しろってうるさいから。。(我ながら情けない))、曲だけは兄と聴いてたラジオで耳にしていました。どちらかというと『ガンダーラ』のアコギのイントロに魅了されてた感の方が強く、『モンキー・マジック』はノリの良い曲だなという程度の認識でした。歌詞も全編英語で、小学生には、サビの♪モンキー・マジック〜 しか聞き取れなかったですし (今なら聞き取れるのかと聞くのは野暮ってもんですよw)
その後もゴダイゴは次々とヒットを飛ばしますが、徐々に人気が低下していくとともに、私も彼らから遠ざかっていきました。
そんな彼らのことを再評価するきっかけとなったのは、大学時代、軽音の先輩の一言でした。
その先輩はカシオペア等のフュージョンを演ってた上手い人だったのですが、学園祭の打ち上げの時に「ゴダイゴのモンキー・マジックのギターがめちゃカッコいいんだよな」と話しながら、さわりのフレーズを弾き始めました。それを聴いて、ゴダイゴってテクニック的にも凄かったんだと思った記憶が残っています。
改めて聴いたこの曲のサウンドは、その先輩の言葉に違わず、素晴らしかった!
当時小学生のガキは言葉すら知りませんでしたが、ゴダイゴってプログレ (プログレッシブ・ロック) だったのね!
ブルース・リーばりの「アチョー」の掛け声に続いて、キーボードを前面に押し出した華々しいイントロから、Aメロのキレのいいリズム、合間に聞こえるファンキーなギターカッティング、高低音のユニゾンボーカル。どれをとっても魅力的ですね。
こんな先進的な音楽が1970年代の日本にあったなんて!
メンバー全員のたしかな演奏力によって生み出された魅惑の猿魔術 (一見もっともらしいただの直訳)
みなさん、聴いてくだサル?
(今回は結構マジメに進行してたんだけどな。。)
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